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2008.09.24

*安曇野 天蚕センター*

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穂高(ほたか)町の天蚕センター(現 安曇野市)
 
天蚕→野生の蚕。野蚕と言ったり、山繭と言ったりもする。(飛べる)
 *
家蚕→家畜の蚕。(飛べない)



時期じゃあないので幼虫はいなかった。。。
でも
家蚕は年に5回とれるけど、天蚕は年1回!!!そりゃそうだ
外で飼育されるんだもの。

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家蚕           天蚕
繭重    2グラム           6グラム
繭長  3.5センチ           4.8センチ
繭幅  1.9センチ           2.5センチ
繭糸長 1300〜1500メートル   500〜600メートル
生糸量 繭1000粒から380グラム   繭1000粒から300~350グラム
繊度  2.3〜3デニール       5.5〜6.5デニール
値段  4円            100円


天蚕
、、、大きいのに家蚕に比べたらちょっとしかとれないんです。
しかも年に一度のみ。

一農家の一年分で反物一反しか出来ないらしい。。。
貴重すぎる、、、

穂高では一般の方に桑畑を無料で貸し出してるらしい。

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蝶籠につがいを入れ、交尾させると籠の外にタマゴを産みます。
子孫を残す為だけに生まれ、蝶になると5日間で一生が終わります。
(↑種繭の場合。生糸にするには蝶になる前にお湯で煮てしまうので。。。)


こちらは
中国の天蚕
幼虫の姿が日本の蚕とそっくり。2〜3頭いました!
でも繭は茶色いの、、、
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日本の固有種の天蚕はこんなにキレイな若葉色です。
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次は幼虫が繭を形成する時期に、是非足を運んでみたいです。






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