*安曇野 天蚕センター*
穂高(ほたか)町の天蚕センター(現 安曇野市)
*天蚕→野生の蚕。野蚕と言ったり、山繭と言ったりもする。(飛べる)
*家蚕→家畜の蚕。(飛べない)
時期じゃあないので幼虫はいなかった。。。
でも家蚕は年に5回とれるけど、天蚕は年1回!!!そりゃそうだ
外で飼育されるんだもの。
家蚕 天蚕
繭重 2グラム 6グラム
繭長 3.5センチ 4.8センチ
繭幅 1.9センチ 2.5センチ
繭糸長 1300〜1500メートル 500〜600メートル
生糸量 繭1000粒から380グラム 繭1000粒から300~350グラム
繊度 2.3〜3デニール 5.5〜6.5デニール
値段 4円 100円
天蚕、、、大きいのに家蚕に比べたらちょっとしかとれないんです。
しかも年に一度のみ。
一農家の一年分で反物一反しか出来ないらしい。。。
貴重すぎる、、、
穂高では一般の方に桑畑を無料で貸し出してるらしい。
蝶籠につがいを入れ、交尾させると籠の外にタマゴを産みます。
子孫を残す為だけに生まれ、蝶になると5日間で一生が終わります。
(↑種繭の場合。生糸にするには蝶になる前にお湯で煮てしまうので。。。)
こちらは中国の天蚕
幼虫の姿が日本の蚕とそっくり。2〜3頭いました!
でも繭は茶色いの、、、
日本の固有種の天蚕はこんなにキレイな若葉色です。
次は幼虫が繭を形成する時期に、是非足を運んでみたいです。
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