『アールデコの館』〜大客室〜
大広間のすぐ隣『次室』には、
庭園美術館のシンボル的な存在『香水塔』があります。
*香水塔*
主要室内を設計した、フランス人デザイナー『アンリ・ラパン』が
邸宅完成の折りにプレゼントしたもの。
上部が噴水のようなデザインですが、そこには水が(お湯?)が貯めてあり
香水を垂らす、アロマオイルの装置のようなものらしいです。
残念ながら、その役割はもう果たしていませんでしたが当時は
香りでもお持てなしをしていたのですね。。。
*小客室*
壁紙一面にのどかな自然の情景が描かれています。
川も流れ、緑の中に銀色が刺し色になってとても落ち着きのある部屋。
「素敵素敵〜」と、小さな声でキャーキャー興奮していたら
係の人が「これは油絵で、アンリ・ラパンが描かれたのですよ」
と、教えてくださいました。
他の部屋は展示室に使用されている為、
当時の壁紙ではなくなってますが、この部屋は当時のまま。。。
*大客室*
ラリックが手がけたシャンデリア、
硝子(鏡?)の扉、
ラジエーター・カバー、
全ての装飾に『チューリップ』が用いられてます!!!
ここで夜な夜な社交界とやらが開かれていたのでしょうか?
妄想は膨らむばかりです。。。
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