川越きもの散歩11月度 だるま職人を訪れる
今日は毎月28日、川越成田山骨董市にあわせて行われる
『川越きもの散歩』へ参加して参りました。
http://www.koedomonogatari.com/
週間天気予報が見事に命中し、昨夜から雨、雨、雨。。。
朝目を覚ますとやっぱり雨。
でも『川越唐桟 初おろし』をblogをはじめ、
メンバーに公言してしまったことと、今日着ないと
どんどん寒くなることと(単なので、
初めて袖を通す日は川越で!と、決めていたので、
昼から晴れ間が出るとの予報を信じて、
雨コートで完全武装し、車にて川越へ〜〜〜
川越に着く頃にはすっかり雨も止みました◎
時の鐘の前にて韓国の雑誌(?)の写真撮影をさせていただき
隣にある老舗の「鐘撞堂下 田中屋」(団子屋)のお団子を
観光協会の方にごちそうになりました☆
お米の粒が残っていて素朴でとっても香ばしく美味しい♪
喜多院の木々はすっかり紅葉真っ盛り。雨にぬれて艶やかです。
◆だるま職人 続木徳一さん◆
続木さん宅では明治から昭和45年までだるまの制作をしておりました。
(当時から現在まで、だるま制作は川越では一件のみ)
現在はだるま協会に属し、イベントなどで実演販売などをしており、
どこかお店で買える、というものではないそうで、受注生産です。
一般的にはお腹に『福』と書かれておりますが、
川越だるまの特徴は、眉と耳に脇に(金字で)『寿』と、
書かれているのが特徴です。
続木さんは代々伝わる木型に紙を張って制作する張り子ですが、
手作りでこうやって作られているものは、全体の1%位だそう。
現在は機械で作るのでつるっとしただるまになり、
続木さんは手作りなので、張り合わせた紙がデコボコしてます。
木型は自分で彫ったりもするがなかなか納得がいくものが
できず、代々使われているものを使用してます。(マツ、ケヤキ)
和紙はグレーの目が粗めの厚い古紙を使用しています。
それは小川町でただ一件しか作っていないそう。
干支の張り子はネズミから初めて14年。
干支の張り子は続木さんのオリジナルなので、粘度で原型を作り、
石膏で型取りをしたものを型として使用。
この発想の柔軟さにはビックリします。
だってだるま職人なのに、干支の方が大きいんですよ(笑
チョコンと乗ってるだるまと、干支の比率が何とも愛らしい♪
因に来年の干支、ホルスタインです(笑
両手に乗るサイズです。
前足のハート、わかりますかしら??
何とも遊び心がいっぱい詰まっております。
私が購入したのは、『だるまを抱く 招き猫』です。
こちらは様々な大きさの種類があって、お顔もそれぞれお顔が
微妙に違うんですよね〜〜〜
私は高さ15センチくらいのを購入。¥1300!!!
いいんでしょうか???
こんなに手が込んでいるのにお買い求めやすい値段♪
因に後ろ姿はこんな感じ。
母も大変喜び、『お父さんの隣に飾ってあげよ〜っと』と、
居間にある家族写真の隣に、置いていました。
だるま職人、後継者は募集中だそうですよ。
ブログランキングに参加しております。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、宜しければワンクリックお願いいたします♪
↓↓↓
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
早いっ!もう写真つきで今日のことを書くなん
て。一生懸命メモをとっていたので、これはと思
っていましたが、なるほどこういうことでしか。
干支の牛はホルスタインではないでしょうか?
散歩の前に雑誌の取材も済ませたのですか?充実
した一日でしたね。
投稿: うんちく | 2008.11.28 22:15
◆うんちくさん◆
とても楽しかったので、興奮冷めやらぬうちに記録しておこうと
思いまして。。。
最近は忘れないようにメモするようにしたのです。
一度記すと、頭の中にしっかり植え付けられるので♪
あ、ジャージーは茶色いやつの事ですね!!!
指摘ありがとうございます。直しておきます〜
取材は急遽私も参加することになって、写真撮られてきました(笑
うんちくさんと、またあまりお話しできなくて残念です。
半襟のお色がポイントとなっていて素敵だなぁ〜って、
こっそり思っておりました。
投稿: shioring | 2008.11.28 22:43
shiOringさんの川唐、良いですね~カッコイイ!!
白いかわいい柄の羽織とも合っています。
購入されたダルマを抱いた招き猫、ユニークですね!眉にも寿って入ったダルマは見たことないです。
干支の上にダルマが乗ったデザインもとってもかわいいですね~♪
詳しい説明もありがとうございます!
投稿: タッコ | 2008.11.29 00:24
◆タッコさん◆
まだこの柄をお召しの方、いらっしゃらないかなぁ〜と
思ってこれにしました◎ありがとうございま〜す。
そうなんですよね、お茶目な作品がたくさんで
いつまでいても飽きない感じでしたよ。
いえいえ、雰囲気が伝わったでしょうか??
投稿: shioring | 2008.11.30 01:17