小江戸川越観光協会の2階をお借りして、着物談議です。
ギューギューです!床が抜けないかちょっと心配(笑
お茶と、亀屋の最中をいただきながら、
今日の着こなしをふまえた自己紹介などをします。
右の画像の方のお着物は、お婆さま(?)の形見の黄八丈だそうです。
現代ではもう手に入らない素晴らしいお品だそうですよ。
こうやって伝え使いが出来るのも、着物の大きな魅力ですよね。
他にも惚れ惚れするような着こなしの方ばかりでした◎
自己紹介のあとは、主催の藤井さんによる川越唐桟のお話を伺います。
その為、私も含めて本日は川唐をお召しになってる方が多かったです。
糸がとても細く、元来の日本の所謂『野良着』のような木綿着物
とは違い、しなやかで絹に見紛うばかりの川越唐桟。
現在、川唐を製造していた唯一の『西村織物』さんは奥様を亡くし
ご自身もご高齢のため、もう織機を動かしていません。
『織物は2人いないとできないんだよ。。。』とのこと。。。
ですので、在庫がなくなったらおしまいです。
廃盤になったものは数多くありますが、10年分くらいは織りためてある
そうですが、昨今の木綿着物ブーム。。。
手に入らなくなる日はそう遠くはないかもしれません。
かく言う私は、格子の川唐が欲しかったのですが、既に廃盤。。。
Rさんはその格子と、手持ちの木綿布で天地仕立てに。
上前の画像を撮らせていただくのを忘れましたが、
これまた素敵なんです!
帯は男の子の一つ身を、仕立て直したもので、季節に因んで鯉♪
Sさんはベージュ地の柔らかい雰囲気の川唐で、
帯は博多の半幅で、地紋に植物模様が入っているんです♪
歩くと裏の縞がチラッと見えます。
左のベージュの川唐をお召しなのはAさん。
Sさんのベージュともまた違った色合いなんです。
後ろからは分かりませんが(笑)若草色の帯揚げと
マゼンタ色の帯締めが春の色合いで素敵なんです♪
Hさんは、片身代わりならぬ、三つ身代わり。
帯は更紗で、着物、帯ともご自分で仕立てられたそう。。。
Oさんは紺色地に『双子織り』の川唐。
他の方は単子織りですが、双子織りは2本の糸を引き揃えて織る為、
冬でも暖かいそうです。
更紗の帯が川唐に良く映えます♪お2人の更紗帯を拝見し、
私も欲しい熱がジワジワと込み上げて参りました(笑
主催の藤井さんも『双子織り』の川唐です。
しかも草木染めで、手織りだそうです。クリーニングに出したものの
色は落ちてしまうかも。。。とのことが、色は変わらずホッとしたけど
丈が縮んでしまったそうです。。。
よく聞きますよね、木綿着物のお手入れ後の縮み率。。。
因に私はまだ洗ってません(笑
水色の川唐をお召しなのは温泉にゃんこさんです。
http://moon.ap.teacup.com/nyanko/
この爽やかな水色も廃盤だそうで。。。
にゃんこさん、Aさんとも、柔らか物のイメージが強いのですが
川唐という庶民的なお着物を、そうでないように着こないしているので、
見習いたいとこです(笑
そんな私はやっぱり下町風(笑
グレーと紺の太い2色の縞の川唐です。
地味さに磨きがかかって来ましたね。。。やはり帯はもうちょい
色味がないと後ろ姿が少し寂しいかな、と。
しかし、着物のコントラストがあり、結構主張してくるので、
帯選びが難しい。。。
やはり、私も更紗が欲しいなぁ〜☆
つづく
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