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2009.04.15

仕立て直しするべきか?

箪笥の中には祖母からのお下がりの着物や襦袢が沢山あります。
しかし、自分に似合うもの(顔うつりやサイズの問題)はごく僅か。
着すぎて状態が悪くなって来たものもあり。。。
プロに直してもらうまでもない幾つかを、そのままでもあれなので
思い切って自分で直してしまおうではないか!!!
と、思い立った昨夜(笑

*候補その1 単の長襦袢*
Rimg7502

Rimg7504

もちろん祖母が織ったものです。『段壁』って言っていたような。。。
平織りなのですが等間隔で、段が入っています。

Rimg7508

着物を着始めた時から愛用し、裾がほつれてしまった為に
現在は箪笥の肥状態。。。(笑
昔のものなので布地をギリギリに使用しているため、
もう長襦袢には戻せません。
袖丈も49センチはないので、全てほどいて、身頃の良さげな
部分を使用して『替え袖』を作ろうと思います。


*候補その2 単の着物*
Rimg7498

Rimg7500

長襦袢地と同じ生地です。一緒に織ったのでしょうか???
以前、祖母に『単の着物って持ってる?』と聞いた時に
『単はこれか、ウールしか無い』と言いながら出て来たもの。
絽や紗のような隙間はないものの、透け透けです(笑

祖母は昭和5年生まれですが、どうやら少女時代、今で言う
6、9月で着るような単の着物はなかったようです。
(埼玉の田舎の農家の娘ってのもあるかもしれませんが)
衣替えの移行期間は何を着ていたのでしょう、、、?

夏の普段着は浴衣で、盆踊りなどお祭りにはよそ行きの
絽縮緬の着物が着られたそう。しかしそれは戦前の話で、
戦後は物が無い時代なので絹物の夏着物は作れなかったそうです。
(生憎、祖母の箪笥には夏物がありません)

この着物は小さすぎるのと、いつ着ていいのかわからず(笑
なので『替袖』『裾よけ』を作ろうと思います。






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箪笥の中には」カテゴリの記事

コメント

私もいつか自分の帯を織ってみたいという野望があります。

板橋区に織物工房があるらしいのですが・・・。

気長にコツコツと出来る心のゆとりは今はまだないので、息子が自立したら始めようと思ってます。

今は祖母と母とが婚礼の時に締めた丸帯を、どう料理しようかと模索中です。

投稿: くに*さ | 2009.04.17 19:56

◆くに*ささん
私も最近、織りに手を出したくなってます(笑
いつか、着尺を織ってみたいなぁ〜と。
あ、21日まで池袋東武の伝統工芸館で
博多織展やってます。変わったデザインのものも多く、
職人さんもいらしているので、
良かったら行かれてみてはいかがでしょう?

>祖母と母とが婚礼の時に締めた丸帯

まぁ!家宝ですねぇ♪
形になるまで紆余曲折あるとおもいますが、
それを考えるのが楽しかったりしますよね。

投稿: shioring | 2009.04.18 23:06

この記事へのコメントは終了しました。

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