福岡河岸記念館 2 〜主屋〜
まずは明治初期に建てられた主屋から。
土間に囲まれる形に、帳場があるのですが、どの画像も
見切れていますねぇ。
どうやら、私の好奇心をそそらなかったみたいです(笑
荷主との取引が行われる帳場は、船問屋の顔ともいわれ、荷物を運ぶ
馬方や船頭たちも大勢出入りし、賑わっていました。
槍が掛けられるようになっています。
鴨居には何だか気になるものが。。。
鳥さんです!雁かしら?
釘隠しなんですって♪
明治30年代
に建てられ、問屋で働く大勢の人々や家族の食事を
まかなっていた台所です。
流しには四角い穴が壁面に空いており、そこから排水したそうです。
ただ、年中開けっ放し(?)なので、蛇がここから入ってきては、
朝、ザルを開けるととぐろ巻いていたりするそうな。。。とか、
井戸水はとても冷たく、湯たんぽの冷めた湯で顔を洗ったり。。。
という体験談により、
『古民家に住みた〜い』という軽〜い現代っ子的な生半可な発想は、
一蹴されたのでした(笑
この箱階段は上下に分かれており、取り外しが出来るようになっています。
前の家から引き続き使われているのか、
主屋にあわせて作られたものではないそうですよ。(展示解説より)
2階に上がってみましょう。
古そうな桐箪笥です。
金具が重厚で、よく見ると取っ手のようなものがついています。
左右の取っ手を上げ、棒を通して2人掛かりで担げるように
なっているそうです。
2階の欄間はコウノトリでしょうか???
5月のお節句のしつらえがされていました。
最近は庭に鯉のぼりを揚げている家庭も少なくなりましたが、
過去には鯉のぼりと共に、この画像のミニチュアのように、
昇り旗も揚げるのが常だったそうです(両親の家紋入り)。
中庭を愛でながら、離れへ移動です。
因に本文中の『〜〜だそうです』と、いったような言い回しが
用いられている箇所は、全てユーミンさん談です(笑
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