型染め作家 小倉充子さんの浴衣展
先日、駒沢大学駅すぐのイオグラフィック ショップ&ギャラリーにて
開催されている小倉充子さんの浴衣展へ行って参りました。
http://www.iog.co.jp/gall/index.html
以前、ネットで検索していた際に偶然、目に飛び込んで来た作家さん。
http://www.gallery-kai.com/archives/ogura_mitsuko.php
定期的に、浴衣や鼻緒、手ぬぐいの展示販売をされている様子で、
とっても気になっていたのです。
そうしたらつい先日、ほぼ日で小倉さんのことが取り上げられている
ではないですか!?
http://www.1101.com/oguramitsuko/index.html
このチャンスを逃してなるものか!と、勇んで行って来た、
という訳なんです(笑
型染めなのですが、通常だったら図案をそのままトレースして
型を起こすのですが、小倉さんはまず木版画にして、
その角張ったラインを生かして、型を彫って、染めているとのことです。
(例外もあるとのこと)
意匠も然ることながら、こだわって手間ひま掛けているところに
心を打たれました。。。
HPなどでは分からなかったのですが、浴衣生地も1つ1つ違い、
綿紬だったり、しじら織りだったり、先染めのものに
型染めを施しているのに驚きました。
深みがあって、浴衣でももちろん、着物としても素敵なんだろうなぁ〜
と、ただただ見つめるばかり。。。(笑
と、そこへ小倉さんのご好意で、ざる蕎麦浴衣を羽織らせて
いただきました♪
http://www.iog.co.jp/iog/index.html
↑こちらの5/11のところに載っていたりします(笑
元々は浅草のお蕎麦屋さんの暖簾として制作されたそうですが、
その型を利用して浴衣にしたらどうだろう?
とのことで誕生したそうです。
お財布と相談してあっさりと諦め(笑)その代わりに、鼻緒と
手ぬぐいを購入いたしました◎
丸い覗き窓。呑めや歌えのどんちゃん騒ぎ(徳利、お猪口、三味線)
の後には。。。。。。。。
金魚売り。真ん中の桶にはメダカとカエルが♪
台所妖怪。見ていて飽きないんです。猫が行灯を舐めてたり。。。
畳んでもデザインが引き立つ2枚を選んでみました◎
暑いのは嫌いですが、夏がちょっぴり待ち通しく感じた1日でした。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
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コメント
素敵ね~☆
存じ上げませんでしたー 鼻緒、どんな下駄・草履に合わせるのかきになります!
UP楽しみにしてますね♪
投稿: しのぶ | 2009.05.13 12:13
■しのぶさん
私も最近知ったのですよ〜♪
鼻緒、妄想中です(笑
早くすげてもらわなくっちゃ!
は〜い!
投稿: shioring | 2009.05.13 22:43
手拭、粋ですね~。
これも木版画で作ったのでしょうか?
「ほぼ日」の背景画もいいですね。
インジゴブルーなのでしょうか。屋根瓦の線が白で
昔の青焼きの設計図面もこんな感じでした。
ペン画でこのように描いている作家もいます。
いい世界に浸ってしまいました。
投稿: 一人靜 | 2009.05.14 07:10
■ 一人靜さん
おそらくそうだと思われます。
木版画で刷った物から型をおこすそうです。
ほぼ日の背景のは、赤いのしか売っていなかったので
迷ったのですが買いませんでした。
投稿: shioring | 2009.05.14 23:04