「着物好き」を浸透させておくと。。。(前編)
ある日帰宅し、自室のドアを開けるや否や。。。
着物や帯が山積みになっているではありませんか♪
そこで誇らしげに母登場(笑
伯母と、伯母の知人からの物だそうです。
市内に住んでいる伯母と、亡き父とは年子とあってか昔から
家族ぐるみでとても仲良くさせていただいているのです。
亡き祖母(父と伯母の母親)は和裁士をしていたので、
それも手伝ってか伯母は若い頃から着物が好きで、特に独身時代は
資金が貯まってはよく呉服屋さんへ足を運んでいたそうです。
お姑さんも無くなり、最近身の回りの整理を始めたそうで、
箪笥の肥になっている、戴き物の着物を資源ゴミに出そうとしていた
当日、偶然うちの母が訪ねて行ったわけで、『そうだ!』と
沢山託されてきた次第なのです。
まずは伯母が知人から戴いた物から。。。
1 2
3 4
これらは、伯母が友人のお店に顔を出した時に居合わせた
市内でも大店の奥様(現在は90歳近い)に、着物を処分するから
好きなのを取りにいらっしゃいな、と言われいただいたもの。
埼玉の片田舎ですが、着物は日本橋三越で誂えていたそうな。。。
1:黒地の絹ちぢみに、霞と気泡の縫い取り 夏着物
状態は良好なものの、身丈が小さい。。。
2:上:礼装用袋帯
中:薄黄緑色の花や蝶 袷の小紋
下:えんじ系の無地っぽいぼかし 袷小紋
これらは汚れなどのダメージが。。。
3:えんじ系抽象模様 縮緬 袷の小紋
状態良好で身丈も十分だが、いかんせん渋い(笑
4:えんじ系ぼかし 縮緬地道行き
多少シミがあるものの、羽裏が洒落ている。
「これらは戴き物だし、ゴミに出そうとしていたものなので、
リメイク用にしても良いし、好きにして〜!」
だそうだが、3、4の縮緬の上等さといったら。。。(笑
大事に取っておいて、これらに見合うお年頃になったら
羽織らせていただきます◎
つづく
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コメント
不思議なものですね、着物に限らず他の物でも同じように
その愛好家の処にはその物や情報が集まるんですよ。
捨てられてしまうかも知れないものでも、小物作家にとっては
宝の山ですね。
投稿: 一人靜 | 2009.06.20 09:13
■一人靜さん
縁あって私の所へやってきたので、大切にしようと思います!
投稿: shioring | 2009.06.21 01:27