祖母の箪笥
祖母の桐箪笥の中に、たしかもう1枚『単の着物』があるはず!
と、開けてもらったのですが。。。有りませんでした(笑
袷と羽織ばっかり!!!
おかしいなぁ〜銘仙の単があったような、、、
祖母は、さも簡単に『(袷を)単に直せばいい!』と、言いますが
浴衣を縫うのに2週間もかかった私♪間に合わないわ。。。
週末、着物でお出かけの際はしょうがない、素材用として買って
そのままになっている銘仙を着るか(笑
とりあえず『これやる(あげる、の意)』と言われた4着。
(保管していた際の臭いが激しいので、不本意ながらハンガーにて
吊るしています。)
お召しの一種なのだろうか?ちょっと変わった織りの夏着物。
朝顔がなんともレトロに配されていて、可愛いのだが、
お尻に穴が。。。あと、謎の茶色いシミがあちこちに!!!
袖丈も短く、どう考えても(直したとしても)着られそうにない。
因に左から2番目の黒地の道行きも、大きな穴が。。。
シミに虫喰った感じ。。。
1番状態の良い、羽根つきの羽が織りなされた繻子地の綸子。
羽裏はだいぶ少女趣味な感じだけど、キレイで何より♪
これはお袖を詰めて活躍できそうです。
ピーコック系の雨コート。
これは結構着たようで、色アセや、小さい穴があり。
穴を補修すれば、道行きとして着られるかも♪
(祖母は小柄なので、ツンツルテンなのです)
この4着は生地を買ったものでしょうが、仕立ては全て祖母です。
祖母が生地を織ったものはこちら。
http://shioring.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-57af.html
さ〜て、これをどこに仕舞おうかしら。。。(笑
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コメント
御召みたいな着物、それも銘仙ですよ!
おそらく壁糸と絹糸を使った夏銘仙。
しかもずらし(ぼかしかな?)の技術を使ってますから銘仙最盛期後期のいいもの!だと思います。
銀糸も入ってますか?
色と柄的には秩父っぽいですね。
秩父御召(みやま御召)と言われたものかも・・・?
とても貴重なので捨てないでとっておいてね〜。
(銘仙館に持って行って聞いて来よう!(^^ゞ)
投稿: 登夢 | 2009.06.09 02:59
■登夢さん
へぇ〜〜〜〜!これも銘仙になるのですか!?
撚りがかかっている糸をつかったものがあるなんて
知りませんでした!
銀糸と、カセットテープの『テープ』のような光沢の
細い糸も入ってます。
パッと見で秩父銘仙とわかるものが、袷の着物が3枚、
単(夏?)が1枚、羽織(裂き編みにした)のが1枚の計5枚だと
思っていたのですが、これも銘仙だなんて!
嬉しいです♪早速祖母に教えてあげます。
祖母曰く浴衣以外の単の着物は、盆踊りなどの
よそ行き用だった、と言っています。
なのに、状態が良くない。。。
もちろん捨てないです〜〜〜♪
今週の日曜日、銘仙館に行くので、持って行ってみます。
投稿: shioring | 2009.06.09 14:01
ぜひ、ぜひ銘仙館で聞いてきて!
みやま御召ってどんなものかわからないので「もしかしたら・・・」なんです。(^^ゞ
撚糸を使った御召風の銘仙、最盛期はかなり作られていたらしいのです。
壁糸は夏用の糸でそのままだと弱い(裂ける)ので、必ず間に太い絹糸を入れないとダメなんですって。
でもこれはかなり大きく入っていますよね〜
(銘仙館でわからなかったら、西瓜堂さんに行けば木村先生がいるかも・・・(^^ゞ)
投稿: 登夢 | 2009.06.09 23:02
■登夢さん
わあ〜珍しい銘仙かもしれないのですね!
祖母に『これは反物を買ったの?』って聞いたら
『昔の事なので忘れた』だそうです(笑
自分で織った生地や、仕立てた、ってことは詳しく覚えているのですが、
20歳くらいまでしか着物は着ていなかったようで
愛着があるもの以外の記憶が無いらしいです(笑
ほお〜!太い糸が格子に入っているのは
そのためなのですね!
分かる方が居てくださる事を祈ります!
今回は木村先生にはお会いできないらしいので。。。
投稿: shioring | 2009.06.10 01:44