川越きもの散歩 10月度 その5
そして太陽軒の女主人に伺ったお話を参考に、またまた建物のお話を(笑
天井は元々、平天井だったのですが修復の際に元と同じ素材が手に入らず
木目の美しさを際立たせるように、こういった二層の天井にしていただいたそう。
ピンク色の部分は和紙が貼り込められています。
照明も当時の雰囲気を忠実に再現してもらったそうです。
(富士屋ホテルの照明を手がけた有名な方に作っていただいたもの)
通りに面した方には創業当初は舞台があったそうで、芸者さんが
舞を舞っていたそうです。太陽軒の女主人は、舞台があったことは
知らず、とある議員さんに『若かった頃に先生たち(先輩議員)に
芸者と一緒に踊りなさい、と命じられて舞台に上がった事がある』
との話を伺い、確信されたそうです。
お座敷の窓は現在はカラフルですが、これはお店の1階入り口の
色ガラスの色味を模したもので、当時は無色でした。
この、舞台があったとされる部分に座敷で唯一の障子があり、
ここからは川越祭の様子がよく見え、旦那衆はここから祭を眺めつつ
呑めや歌えの大騒ぎをしていたのです、とのことでした。
帰りも、この玄関で女主人が丁寧に挨拶してくださり
色々と建物のお話も聞かせていただきました◎
日が暮れると、部屋の明かりが漏れる様が実に美しいそうで
今度は帰り道を変更して通ってみよう♪と、思いました。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
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