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2010.01.14

大谷寺

大谷寺 http://www.utsunomiya-cvb.org/kankou_miru/page_1.shtml

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半球体状の洞窟内に、観音堂、脇堂が立つ洞穴寺院です。
洞穴内の壁面には、4m近い千手観音など磨崖仏が掘られています。
(お堂で覆われており、更に撮影禁止でした)

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千手観音は平安時代の作と言わています。磨崖仏は仏像を岩から掘り出し
その上に塑土を塗って仕上げる
石心塑像です。大谷石は表面がザラザラし
風化し易く、礼拝の対象である仏像彫刻の素材としては不適切で、その為に
表面に塑土を塗り、更に漆を塗り、金箔を置く
漆箔仕上げでした。

現在は塑土が多少残っている程度でした。

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昭和40年、大谷磨崖仏防災工事中、お堂の下約150センチ位の地下より
横臥屈葬の人骨が発見されました。
それにより、この遺跡は約11000年前:縄文時代草創期から
約2000年前弥生土器時代に至る、約9000年の永きに渡っての住居跡で
あったことが判明しました。

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歴史的建築物/史跡/旧跡(栃木)」カテゴリの記事

コメント

まさかここで遺跡の話が出てくるなんて思いもよらないですよね~

迫力あってうまく撮られてますね。

投稿: たくあん | 2010.01.16 02:08

■たくあんさん

そうなんですよ!ざっくりしか下調べをしなかったので、
壁に仏様が彫られているのさえ知らずに向かったもので
ビックリしました。しかもその元で生活していたなんて。。。

ありがとうございます♪

投稿: shioring | 2010.01.19 01:17

この記事へのコメントは終了しました。

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