カテゴリー「箪笥の中には」の16件の記事

2009.06.13

夏の半襟

最近は着物の衣替えについては割りと曖昧になってきているようですが、
個人的には浴衣と、薄物は7月から8月いっぱいまで、と
決めています。どんどん前のめりにさせても良いのでしょうが、
せっかくの単の時期を楽しみたいじゃないですか♪
と、言っても、なるべく薄めで、しかし透けないものを選ぶように
しています。

さて、その際の小物が困り者です。
絽の半襟にしたいのですが、手持ちのものは6月にするには
ちと早いかしら?といった雰囲気。。。

Rimg1804  Rimg1810

Rimg1806  Rimg1808
上2点:化繊の機械刺繍(浅草で安価に購入できます)
下左:昨年、自分でチクチクしたもの
下右:着物のハギレ

どれも盛夏っぽいですかねぇ。。。
真っ白ではさすがにちょっと寂しいので、1番梅雨っぽいかな?と
思われる、自作の半襟をしてみようかと思います。

こういう判断って結局のところ、自分次第!って事になるので
ちょっとドキドキしてしまいますねぇ〜(笑




Shioring06ver
ブログランキングに参加しております。

沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、
ワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

                                         にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (3)

2009.06.08

祖母の箪笥

祖母の桐箪笥の中に、たしかもう1枚『単の着物』があるはず!
と、開けてもらったのですが。。。有りませんでした(笑
袷と羽織ばっかり!!!

おかしいなぁ〜銘仙の単があったような、、、
祖母は、さも簡単に『(袷を)単に直せばいい!』と、言いますが
浴衣を縫うのに2週間もかかった私♪間に合わないわ。。。
週末、着物でお出かけの際はしょうがない、素材用として買って
そのままになっている銘仙を着るか(笑

とりあえず『これやる(あげる、の意)』と言われた4着。
(保管していた際の臭いが激しいので、不本意ながらハンガーにて
 吊るしています。)
Rimg1806

Rimg1812

Rimg1816
お召しの一種なのだろうか?ちょっと変わった織りの夏着物。
朝顔がなんともレトロに配されていて、可愛いのだが、
お尻に穴が。。。あと、謎の茶色いシミがあちこちに!!!
袖丈も短く、どう考えても(直したとしても)着られそうにない。

因に左から2番目の黒地の道行きも、大きな穴が。。。
シミに虫喰った感じ。。。

Rimg1822

Rimg1826
1番状態の良い、羽根つきの羽が織りなされた繻子地の綸子。
羽裏はだいぶ少女趣味な感じだけど、キレイで何より♪
これはお袖を詰めて活躍できそうです。

Rimg1828
ピーコック系の雨コート。
これは結構着たようで、色アセや、小さい穴があり。
穴を補修すれば、道行きとして着られるかも♪
(祖母は小柄なので、ツンツルテンなのです)

この4着は生地を買ったものでしょうが、仕立ては全て祖母です。
祖母が生地を織ったものはこちら。
 http://shioring.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-57af.html

さ〜て、これをどこに仕舞おうかしら。。。(笑


Shioring06ver
ブログランキングに参加しております。

沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、
ワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

                                         にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (4)

2009.05.04

伊達締めを新調してみました

着付けの仕方って(特に紐の本数)千差万別かと思いますが、
私は伊達締め愛用派!
ゴムが入っているもの、マジックテープ付きの伸びる素材の物。。。
使用した心地や使い勝手も様々だとは思うのですが、
私は何故か、所謂伊達締めを愛用。。。

着付けを習い始めた時から愛用している伊達締め。Rimg0946
上の水色に鈴がプリントされた
化繊の伊達締めは、襦袢を着る際に
使用する時もあれば、そうでない時もあり(気分ですね)。
下の藤色のは着物用の
博多織の伊達締め

着物を着るようになって7年も経つ訳ですが、
その間に、教えていただいた着付け方意外にも、
あらゆる着付け本を読みあさりまして、試してみた訳ですが。。。

結局の所!!!初心に戻って来ました最近(笑

因に私の着付け方は。。。

  1. キャミソールを着る(+肌襦袢の時もあり)
  2. タオルで補正:腰紐使用
  3. 長襦袢(半襦袢)を着る:伊達締め使用
  4. 着物を着る:腰紐、伊達締め使用

と、紐の合計は、腰紐2本伊達締め2本です。
伊達締めを腰紐で代用したり、コーリンベルトのみで着付けたことも
ありますが、いまはこんな風に落ち着きました。

そこで問題発生!
3、の
長襦袢が正絹の場合での、化繊の伊達締めはOKなのですが、
半襦袢の際の胴が木綿の場合での、化繊の伊達締めはNGなんです!!!
1日着物着ていると、上がってくるんですよ(笑
定位置に落ち着いてくれないことが判明。。。

で、伊達締めを急遽、補充〜♪
Rimg0940
正絹の博多織の伊達締めです!
色々な柄や色があって迷ったのですが、コレに。

和装小物は浅草が充実しているのですが、
洒落たものや、種類を望まないのであれば、池袋の
キンカ堂の呉服売り場で充分♪安いしね。。。

隣にあった、正絹の腰紐も買ってみました◎
Rimg0944
モスをずっと愛用しているのですが、どうなんでしょうか?
この頼りない薄さ(笑
しかい腰紐を骨盤ギリで締めるのが好きな私。
モコモコしなくって良いかなぁ〜と。

早速、明日チャレンジしてみます〜!


2009_2
ブログランキングに参加しております。

沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、
ワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

                                         にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ


| コメント (4)

2009.04.15

仕立て直しするべきか?

箪笥の中には祖母からのお下がりの着物や襦袢が沢山あります。
しかし、自分に似合うもの(顔うつりやサイズの問題)はごく僅か。
着すぎて状態が悪くなって来たものもあり。。。
プロに直してもらうまでもない幾つかを、そのままでもあれなので
思い切って自分で直してしまおうではないか!!!
と、思い立った昨夜(笑

*候補その1 単の長襦袢*
Rimg7502

Rimg7504

もちろん祖母が織ったものです。『段壁』って言っていたような。。。
平織りなのですが等間隔で、段が入っています。

Rimg7508

着物を着始めた時から愛用し、裾がほつれてしまった為に
現在は箪笥の肥状態。。。(笑
昔のものなので布地をギリギリに使用しているため、
もう長襦袢には戻せません。
袖丈も49センチはないので、全てほどいて、身頃の良さげな
部分を使用して『替え袖』を作ろうと思います。


*候補その2 単の着物*
Rimg7498

Rimg7500

長襦袢地と同じ生地です。一緒に織ったのでしょうか???
以前、祖母に『単の着物って持ってる?』と聞いた時に
『単はこれか、ウールしか無い』と言いながら出て来たもの。
絽や紗のような隙間はないものの、透け透けです(笑

祖母は昭和5年生まれですが、どうやら少女時代、今で言う
6、9月で着るような単の着物はなかったようです。
(埼玉の田舎の農家の娘ってのもあるかもしれませんが)
衣替えの移行期間は何を着ていたのでしょう、、、?

夏の普段着は浴衣で、盆踊りなどお祭りにはよそ行きの
絽縮緬の着物が着られたそう。しかしそれは戦前の話で、
戦後は物が無い時代なので絹物の夏着物は作れなかったそうです。
(生憎、祖母の箪笥には夏物がありません)

この着物は小さすぎるのと、いつ着ていいのかわからず(笑
なので『替袖』『裾よけ』を作ろうと思います。






2009_2
ブログランキングに参加しております。

沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、
ワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

                                         にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (2)

2009.02.24

カテゴリー分けできない着物。。。

今週末の『川越きもの散歩』は通常とはちょっと違い、
新年会プラス川越の鳶頭による「木やりを聞く会」の開催です。

さてさて着ていく着物が困り者。。。
と、いってもよそ行きの着物の持ち合わせは限られている私(笑

1:紫の絞りの
振り袖
2:青地に松の
付け下げ小紋
3:自作の
訪問着(?)
4:自作の
付け下げ(?)

1は流石にやり過ぎですし、
2はお正月っぽさ全快〜!
4は失敗作。。。って、ことで消去法で
3の
訪問着(自称)に決定♪

まぁ、昨年も木遣りを聞く会で着たのですがね。
こちらがその画像です。
12805142_333911859  12805142_816682760
こんな感じです。
大学の
卒業制作で染めたものなのですが、当時はきちんとした知識が
なかったもので、一応
絵羽にはなっているのですが、
パーツごとに色が分かれていたり、八掛けが朱色だったり
意味不明な部分が多すぎて(笑)着ていく所がないのです〜〜〜

着物愛好家が集う会なので遊びが許されるかな、と。
帯なんて
名古屋帯だしねぇ。。。

因に卒業当時の画像はこんなんです↓
Rimg0019
↑卒業制作展にて、自作の車柄小紋を着るshioring
 メチャクチャな着こなしだわ。。。

↓卒業式当日のshioring
 着付けの先生に薔薇を結んでいただきました♪
 広げている着物が自作の付け下げ(?)だったりします。
Rimg0051

拡大いたしますと。。。
Rimg6248

Rimg6250
こんなような感じですわ。

さてさて週末はどんな着こなしになることやら〜〜〜
あ、今回はちゃんと袋帯で二重太鼓を締めますので◎








Blogbtn_3ブログランキングに参加しております。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、
ワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

                                         にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (12)

2008.12.21

謎の鳥さん帯の正体が遂に明かされた!

Rimg3042

連日、出番多しだった『謎の鳥さん帯』...遂に解明!!(笑

『錦鶏鳥(きんけいちょう)』だそうです。
お着物仲間のじゅんこさんが教えてくださいました◎
縁起物(縁起鳥?)らしく、
「中国で古来より王侯貴族の間で莫大な財運・金運を運ぶ鳥として
大変珍重されてきた」
とのこと。

あやかりたいですねぇ〜〜〜
ますます出番が増えそうな予感です♪(笑




081211_0244_3ブログランキングに参加しております。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、ワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (0)

2008.12.07

赤に白い水玉の銘仙

まだ着付けも習いたての大学時代。
古着物屋でバイトしていた友人が、ヒョイと『あげる〜』と、
くれた赤地に白い水玉の銘仙の袷の着物。

Rimg3818

3年前に初めて『川越きもの散歩』へ参加する際に着ていった
思い出の着物なのですが、その日の夜、酔っぱらって上前に
日本酒を引っかけてしまったのですよ。。。

胴裏が紅絹なので
戦前のものだと思うのですが、
生地自体も
劣化しており、擦れてしまっている部分もあったりして
それ以来しまい込んでいたのです。

しかし、最近、収納がパンパンになってしまい、
泣く泣く外に出され、行き場を失ってしまったので
思い切って
裂き編みにして、バッグに作り替える事に!!!

もう着物としての役目は果たしてあげられないけど、
(着られたとしても年齢的に限界ですね、色柄が。。。)
第二の人生(?)を与えてあげようと思います!




ブログランキングに参加しております。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、宜しければワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (0)

2008.12.04

フロッタージュ風 木の葉柄の着物

今月は『着物でお出かけ』の予定は2件。
せっかく12月なのでクリスマスっぽいコーデにしたいのですが。。。
赤い着物も、緑の着物もありますが、
さすがにストライクゾーンを攻め過ぎかなぁ、と。
(でも土壇場で着てしまうかもしれませんが)

なので、クリーム色地に木の葉柄の着物。
もしくは木立??

Rimg3823

見つけた瞬間、小学校の頃にやった、小銭や葉っぱなど、
デコボコしたものの上に紙をひいて、鉛筆などで上から
サラサラサラ〜っとなぞった『フロッタージュ』!!!
あれに似てません???

シボがしっかりしていてゴワゴワしてるのでお召しかと思います。
地はクリーム色なのですが、木版染めか何かなのでしょうか?
凹凸の凸部分のみ彩色されているので、
フロッタージュっぽく見えるのでしょうね(笑
配色もさりげなくクリスマスカラーっぽいので、
この着物を用いてコーデしてみようと思います♪




ブログランキングに参加しております。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、宜しければワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (0)

2008.11.23

和装小物をお片づけ

気が向いたので部屋の片付けをしてみることに。
桐箪笥職人の叔父にいただいた、桐の小物入れをやっと活用♪
 http://shioring.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-d86a.html

Rimg3509

上から半襟、帯締め、帯揚げを収納◎
今までは洋服箪笥の引き出しに入れていて、不便だったけど
次回からは引き出しごと移動できてコーデしやすくなるかも!?


ブログランキングに参加しております。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、宜しければワンクリックお願いいたします♪

↓↓↓

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (0)

2008.11.02

自作の女体柄羽織

*手持ちの羽織 第5段*

一先ずこれにて打ち止めです(笑
羽織のお披露目シリーズ最終回に相応しく、自作の羽織なんぞ。。。
恥ずかしや。。。

9106346_2183011819

携帯の画像な物でわかりにくいかとは思いますが、
布一面、線描なんですよ〜。

大学で染織を学んでいたのですが(染め専攻)、卒業制作後、
時間がまだあり広いアトリエで制作出来るせっかくのチャンスなので、
この羽織と、帯(10月川越きもの散歩で着用)を制作したのです。

しかし、完璧に気が抜けてしまっているので線もフラフラ、
配色もイメージと違うしあまり気に入ってないので、
自ずと出番がほとんどない(笑
年に一度着るか着ないか。。。

658128270_101

658128270_195

そして図柄も今となってはちと恥ずかしい。
女体を背負ってる訳ですから(笑

他には大学時代、卒業制作を含めて和服関係は着物3着と、
浴衣を1着と、帯1本制作しました。
まぁその辺りは後ほど。。。


手間ひま、お金もかかっているのになかなか日の目を見ない
可愛そうな1着で締めくくりです(笑

ブログランキングに参加しております。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。

更新の励みになりますので、宜しければワンクリックお願いいたします♪
↓↓↓

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

| コメント (2)

より以前の記事一覧