*今回もお蚕さんの幼虫の画像もありますので、虫が苦手な方は
読み進めないでください(笑
繭を作るところへ移す事を上族というのですが、その目安は
お蚕さんの体は透き通ってきて、桑の葉を食べなくなり、
そして糞の色なででも判別できるそうです。
お蚕さんがいる棟(画像左)の上に、桑の葉を乗せたネットを被せます。
そうすると上へ上へ行く習性があるので、ネットの上へ這い上がる
のです。そうしたらネットごとお蚕さんを取って、機械に入れます。
(画像右)横から送風機で風を当てると、葉っぱやゴミだけが飛んで行き
お蚕さんだけ下へ落ちます。
宮崎さん宅では3棟の中に10万頭程いますが、4人で2時間のうちに
作業するそうです。

奥の施設へ移動します。
お蚕さんが繭になっている所が見られるのです♪

回転まぶしという、仕切りのある厚紙で出来たお蚕さんのベッドです。
*回転まぶし
お蚕さんが一部屋に一頭ずつ入って、繭を形成します。
床の上にお蚕様を広げまぶしを置くと、習性として上へ上へ
上がって行きます。 それを天井から下がってるフックに吊るします。
上に登って行くと重みで回転します。
そして上手い事お部屋に入って行くそうです。

こちらの繭たちは11日に上族したものです。
お蚕さんは上属してから8〜10日、糸を吐いて3〜4日で
繭(サナギ)になります。外からは勿論見えませんが、体は
茶褐色に丈夫な皮膚になります。
「サナギになったかな〜」と思ったら、振ってみれば判別できるそうです。
(コロコロと軽い音がするので。。。)

わ〜〜〜入ってます、入ってます♪
もっと拡大してみましょ(笑

でも時にはお部屋に入らないはみ出し者もいたり(笑
天井にまで上ってしまい、繭を作っているお蚕さんもいました。

殆どのお蚕さんはもう繭を作っているので、下に敷いてある
ビニールシートはキレイですが、それまでは、排泄物をきちんと
お部屋の外へするので、敷いた新聞紙がビショビショになるそうです。


全て吊るしてある中で、床置きになっている、まぶしを発見!
後で宮崎さんに伺ってみた所によると、年寄りのお蚕さんは
しがみつく力が衰えており、回転まぶしに捕まってられなく
なって落っこちてしまうのだそう。
落ちこぼれ組ですが、こうやってやるとそれなりに繭をつくる
そうです。勿論、形が良くなかったり小さかったりはするのですが。

サナギになると10〜12日くらいで羽化してしまいます。
でもその間に糸をとるわけでもありませんから、熱風を当てて、
乾燥させ、中のサナギを殺してしまう(乾繭生糸)んですね〜
羽化して繭に穴が空いてしまっては生糸が取れませんから。。。
逆に、その羽化してしまう間に、サナギがまだ生きている状態で
座繰りしたものが生繰り生糸です。
*座繰りの様子
http://shioring.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-e41d.html
あ、話が反れてきました(笑
私が見聞きしてきた養蚕の現状はこんな様子です。
養蚕業の方の高齢化、消費者の着物離れ。。。事態は刻一刻と
良くない方向へ行くのかもしれませんが、何処かで我々が
食い止めることが出来れば。。。
伝統的な産業、文化などは不景気にこそ見直されるのですよね。
人々の意識が変化してきた今がチャンスだと思いました。
ブログランキングに参加しております。
沢山の方にご覧いただき嬉しい限りです。
更新の励みになりますので、
ワンクリックお願いいたします♪
↓↓↓
