田中本家博物館『帯美』弓岡勝美トークショー
10/17日の事。須坂にある『田中本家博物館』へ行って来ました。
詳しくはこちら。
企画展『帯美』にあわせて、弓岡勝美氏のトークショーがあったのです。
会場となった建物は、主屋(昭和50年代築)です。
須坂では明治3年に農民一揆があったので当時の建物は焼失して
しまってるんですね。
床の間に飾られている掛け軸は大正時代のもの。
当時の風俗が垣間見れます。
トークショーは2時間余り。
弓岡氏の現在までのお仕事の様子や、着物の歴史を解り易く
お話してくださいました。ユーモアのある方で、面白可笑しく
聞き入ってしまいます。
奥は公家の衣装。裾にある模様は全て刺繍で大変豪華!
お引きずりで生活は優雅さを物語っています。
田中家所有のバラの羽織(画像撮り忘れた)に合わせた、弓岡氏
コレクションのバラ尽くしのコーディネート。
もう劣化しすぎて持てない繻子(だったかな?)の帯。
嗅ぐと酸っぱい匂いがします。こうなると切れてしまうので
帯としては使い物にならないとの事。
田中家の腹合わせ帯。
腹合わせ帯は大正時代までで、名古屋帯が登場して衰退したそう。
女性の社会進出にあたり、丸帯や腹合わせ帯は女中など誰かの
手を借りないと結べない代物だったので、名古屋帯が考案
されたそうです。
余談として。。。
私が締めていった帯も腹合わせ。弓岡氏に見てもらったら
大正時代のものとのこと。状態もいいので嬉しい♪
最後に。弓岡氏が仰った中で一番心に響いたのは
『洋服は作った人、着物は着る人の責任でキレイに見えるか
そうでないかに分かれる』
という一言。
確かに。。。形状は同じですからね。柄や素材もそうだし、
着こなし方によって善し悪しが分かれるのだよね。
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