カテゴリー「伝統文化」の10件の記事

2010.10.07

組紐はじめました

かねてより挑戦してみたかった和のお稽古を始めました。

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家に持って帰り、続きをやってみました。
時間を忘れて黙々と取り組む感覚を久しぶりに体験し
やっぱりものづくりって良いなぁ〜と思いました。

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2009.08.28

打ち合わせ

更新が滞っていました。
いつもご覧くださってる方お待たせいたしました(笑
例年、夏は何にもやる気が起きないのですが、幸いにも涼しく
そして色々とお声がけをしていただいたので、せっせと制作のため(?)
引きこもっておりました◎

さて先日、私が制作のお手伝いをさせていただいている、
八王子に工房を構える『藤本染め工芸』さんへ行って参りました◎
今回は打ち合わせと、生地を受け取りに。

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話して行く中で見せていただいた、細か〜い花籠がとっても清々しい
雰囲気で染められた綿紅梅。型は明治の初期くらいのものらしく、
長さも15センチ程。もしやこれも江戸時代の型紙と同じように、2枚型
なのでは。。。?
(この生地は他の方の手によって、和装関連ではない新しい形になります)
 *江戸時代の型紙について
  http://shioring.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-bd77.html

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ご一緒させていただいた、しのぶさんは。。。
半襟、半幅帯、バッグ、共に藤本さんの作品尽くしでしたよ。

そして壮大な計画が動き始めたのでした♪
お披露目出来る時期が来たら、お知らせいたしますね〜!

*プチ展示販売のお知らせ*
8月末まで桜台にあります『空色カフェ』で、がま口と帯留めの
販売をさせていただいております。宜しければいらしてください!
http://shioring.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-d1a5.html

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2009.07.29

『和菓子作りの会』@空色カフェ 〜試食〜

イベント終了の後、夕方から仕事へ行き、帰りは素早く帰宅!
はやる気持ちを抑えて画像を撮らねば(笑
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どれも
しずく型になっていないのは、ご覧の通り。。。難しいなぁ〜
職人さんの作っているのを見ていた時は、私にも出来そうだわ♪
なんて思ってましたが、見るのとやるのとでは大違いね(笑

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当日のうちに食べた方が良い、との職人さんのアドバイスのもと
母と半分こして3種類全て、ペロリと間食いたしました♪

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『和菓子作りの会』@空色カフェ 〜花火の話〜

さあさあランチの時間です。美味しいドライカレーをいただきながら
Rさんから『花火のお話』を聞かせていただきました。

江戸時代に盛んになった花火のその火薬の配合というのは、当時から
殆ど変わっていないそうです。不変的であるのにもかかわらず、
その人気は衰える事を知りません。一体何故なのでしょう?

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花火を形成する黒色火薬は、種子島に鉄砲伝来と共に、同じ日に
同じ船で運ばれて来ました(蛇味線も)。それは忍者の武器として、
城に火をつける為のロケットに使用されていました。

花火はイギリスから輸入されたのですが、当時は筒を人が持って
打って見せるもので、それを日本で初めて見たのは、かの
徳川家康
だったのです。
家康は江戸に
火薬工場を作らせました。頭領は伊賀の忍者出身で、
武器や花火を製造する
『鍵屋』と言うなの店でした。
(打ち上げ花火を見ている際に『か〜ぎや〜』と叫ぶのは↑から
 来ているのでしょう)

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空に向かっての花火を始めたのは、8代将軍:吉宗でした。
当時、大飢饉のために疫病が蔓延し多くの死者がでました。
その
鎮魂や供養の為に1733年に川開きの際に花火を催したのが、
隅田川花火大会の起源と言われています。

今以上に大規模だった、川開きの花火は16時に始まり翌朝の4時に
終わりを迎えると言う、なんと12時間も供養の為に打ちっぱなしだった
そうです!しかしまだまだ物足りなくて「もっと供養したい」と、
お線香を手向け、帰らない人々がおり、それを見て開発されたのが
線香花火でした。

手筒花火から、現在のような打ち上げ花火になったのは幕末で
ヒュ〜っと一本 光が流れるのが花火だったのです。
パッと開く花火になったのは明治時代になってからでした。


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お話を聞いていて、そういえば、、、と思い出しました。

私が学生時代によく連れて行ってもらっていた、新潟の片貝の花火は
『奉納煙火(ほうのうえんか)』と言うのですが、なんでだろう。。。
とずっと不思議だったのですが。。。

『花火というのは元来、亡くなった人の為の供養を意味する』という
事を聞いて私の中で合点しました◎

 *片貝まつり http://www3.ocn.ne.jp/~tadachi/maturi.htm
  
因に片貝は3尺玉の発祥の地で4尺玉は世界一。花火の形式は
  華美さを競い合うものではなく(金一色や銀一色を土地の人は好む)
  1つ1つ丁寧に説明し、夜空に奉納して行く。

江戸時代から受け継がれて来ている
花火とは、一瞬だからこそ人々の
心をつかんで放さないのしょう。永遠に見ている事が出来ない事が
魅力に繋がるのでしょう、と締めくくられておりました。

*画像の茶色い塊のものは珍しい『本蕨餅』です。
 モチットしていてすぐに口で溶けてしまいました◎
 蕨餅の概念が変わるほど美味(笑

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2009.07.27

『和菓子作りの会』@空色カフェ 〜実践〜

さあ、実際に『花火のしずく』を実際に作ってみることになりました◎

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ビニールシートを広げた量りで葛粉を練ったものを計測し、
白あんを真ん中に乗せます。因にこの白あんは職人さんが
仕事場からいただいて来た、見るからに美味しそうなあんこ♪


4  3
必死に丸めます(笑
これがなかなか難しくて、あんこがなかなか真ん中に収まって
くれないのです。。。

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う〜ん、何となくそれらしいものが出来ましたかな?
洋菓子にしようするゼラチンは冷やして固まりますが
葛粉は水道の水の温度で固まるそうです。

同じ要領で、オレンジ味とアセロラ味も作りました◎
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作った3つはお持ち帰り容器をいただいて、後のお楽しみに。

因に今回の和菓子作りのタイトル、、、
『花火のしずく』
逆さまから読むと、、、『くずしの火花』になるんですって♪

さてこの後は、タッコさんの美味しいドライカレーをいただきます!

つづく


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2009.07.26

『和菓子作りの会』@空色カフェ 〜実演〜

桜台にあります、空色カフェにて催されました
『隅田川の花火の日に 和菓子であそぼう』
      〜現役 和菓子職人が伝える和菓子の会〜

に、参加して参りました。
 *空色カフェ http://blog.goo.ne.jp/takko666
 *和のこころ http://blog.goo.ne.jp/yoshiko0122/

某有名和菓子店で働いてらっしゃる、現役の和菓子職人:稲葉さんが先生です。
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隅田川の花火が打ち上げられる25日に開催とあり、作るお菓子は
その名も
『花火のしずく』という葛饅頭です。
本来ならば鍋を弱火にかけて手間ひまかけて。。。となりますが、
先生の配慮でその場だけでなく、お家に帰っても作れるようにと、
電子レンジを使ったレシピを教わりました◎

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天然の色素を生かすべく、濃厚なジュース(画像は葡萄)を葛粉に
少しづつ加えます。

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指の腹で、葛粉にちょっとずつ水分を染み込ませます。
粉粉がトロリとしてきます。

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残りを全て加え、よく混ぜます。

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砂糖を加え、よ〜く混ぜてレンジで加熱1分。
取り出してよ〜く混ぜてまた加熱1分。
それを何度か繰り返して。。。職人さんは『生地が返ってくる』という
表現をされていましたが、だんだん弾力が出て来ました◎

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美味しそうな白あんを先程の生地で、茶巾包みにするのです〜
先生の見本をしげしげと観察し、いざっ!

つづく


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2009.05.21

藤本染工芸を訪れて 〜お話を伺って〜

伝統工芸のこれからのあり方について、雑談いたしました。

確かな技術があってこそ、現代の感覚が生きる。
伝統だけではなくて、そこへ若い人のアイディアが必要なのだ。
だからこうやって、しのぶさんに手伝ってもらっている、と藤本さん。
今は、ハギレを何か工夫して製品にできないか、と思案中。。。


帯や着物には手が出ないけど、小物だったら!って方も少なくないのです。

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さて、初対面の私。
こんな娘っこの意見なのにもかかわらず、じっと真っ直ぐ目を見て、
話を聞いてくださります。
失礼が無かったかしら。。。心配です(笑

職人さんとしての仕事へのこだわりや、これから染織業界に身を置くであろう
後輩育成について、手に取っていただける人の顔を直接確認しながら
販売したい旨、等の話を聞かせていただき、
しのぶさん同様に私も藤本さんのファンに。。。♪
作品に人柄って反映される物なのだなぁ〜と。

私も藤本さんの工房へ通い詰めることになりそうです(笑


おしまい


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2009.05.19

藤本染工芸を訪れて 〜工房〜

この工房からいったいどれだけの作品が生まれ、
お客様のもとへ巣立って行ったのでしょうか???

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藤本さんの作品は小売店(呉服屋)へ卸していません。
それは、手に取っていただくかたのお顔や雰囲気を確かめたいから、と。
北から南まで、藤本さんファンは日本中にいらっしゃいます。

『染めには無限の可能性があるんだ』と、藤本さん。
お話を聞く中で、ああ、自分が学生時分に考えていたことと同じ事を
仰っていて、僭越ながら共感させていただきました◎

織物は計画が充分でないといけません。ひたすらゴールに向かって
織り上げて行く。。。織り上がったら、おしまいです。

染めは良い塩梅で切り上げる事も出来、失敗しても
加筆、修正がききます。1回染めたら、はい出来上がり!
ではないのが良い所。

こだわりの手仕事はこういった空間から生まれて来ます。

入り口手前に備えられた蒸し器
染料を固着させる為には高温で蒸す必要があります。
サウナみたいな佇まいです。

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長いが渡され、ここの上で型や判が置かれて行きます。

水場。型を置く際に、糊が必要ですが、何回か繰り返して
糊置きするとカピカピしてきます。ですので、定期的に水洗いして
キレイな状態にして使用しなくてはなりません。

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小型の蒸し器。筒状のロケットの中で、さほど大きくない生地は
こちらで蒸されます。

地入れなど、広範囲を一気に染める際に使用する刷毛
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細かい部分の色差し様の刷毛。

木版染めの

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伸子。反物が縮まないように、幅だしする際の道具。
竹ひごの両端に針がついてます。


学生時代、当たり前だった道具たち。あそこにあったものは、
道具としての最大限の役目を果たしていただろうか?
どれも見た事のあるものばかりな筈なのに、
どれも新鮮に、生き生きと感じるのはなぜでしょう???


つづく


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藤本染工芸を訪れて 〜型染め〜

江戸小紋の修行が出発点であった藤本さん。
木版染めの他にも勿論、型染めもなさっています。

伝統的な江戸小紋もあれば、江戸紅型もあり、
型は戦後のものが多いようですが、その斬新さと言いますか現代に通じる
デザインに、藤本さん独特のぬくもりのある優しい色使いが
ハッと目に留まります。

型には
藤本さんが図案を起こして、彫ってもらった物もあれば
そうでないもの、はたまた
江戸時代のものもあるそうで、
この空間に積まれていたものだけでも膨大なのに、
2階にはまだ見た事のない型がいっぱいあるそうです。

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半幅帯を物色中の2人(笑
両面使いでどれもこれも締めてみたいものばかり。。。
如何せん私はなかなか半幅を活用する機会が無くてですね、
芥子色のが自分の手持ちに無い物だったので欲しかったのですが、
今回は見送りました。。。

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見せていただいたなかでも、特に心打たれた着尺、2本。
奥は白地に鼠色をベースに色が差してあるものと、
手前は鼠色地に白抜きのもの(色糊を使用)。
両方とも同じ型を使用しています。

しかし、ネガポジを反転させるとこうも違う物に見えるとは。。。
前者は線がピリッと、後者はぼんやりと見え、線の太さが
違うように錯覚してしまいます。

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実はこれが江戸時代の型紙だそうで、こういった水準のものは
もう手に入らないだろう、とのこと。
1つの型が大変短く、 20センチ程度だったでしょうか?
これを着尺ともなると、、、一体何回置けば良いのやら???

更に、これは2枚型なのでして紗が入っていないため、
(渋紙の強度の問題ですね。型の穴が大きすぎると作業が困難ですから)
寸分狂い無く、1枚目を1反置いた上に、2枚目を糊置きします。
考えてみただけで目眩を覚えます(笑

藤本さんも『これは飽きるんだよ(笑』なんて仰ってました。
確かな技術を持った方でさえも悩ます代物。
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拡大するとこんな雰囲気。
この細やかさ、わかりますでしょうか???
この繊細な型を置く際にしようする、糊の状態にも神経が
だいぶ注がれる事でしょう。。。

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こちら、竹に雀や瓢箪の図案も江戸時代の型紙より。
やはり何かが違います。『何がどう違う』と具体的に
説明できないもどかしさ(笑
驚異的、とでも申しておきましょう。。。。

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この2つの配色、とっても私好み♪
右のは芭蕉布だそうで、夏帯にしたら素敵だろうなぁ。。。
左はカレイ。
(失礼ながら。。。)左のはどうも糊が泣いてる
印象を受けたのですが後ほど伺ってみた所、生徒さんの作品だそうです。
でも色を作ってあげたのは藤本さんで、このやんわりとした色味、
乙女心をくすぐります(笑

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しのぶさんの本日の目的の1つである、『綿の夏着物』探し♪
あれやこれやと当ててみる物の、今ひとつしっくりこない様子。
ふと見つけた綿紅梅の白地に藤色の濃淡で染められた、
鉄線が図案化された型染めのはぎれを手に、『これがいい!』と、
オーダーされておりました。

私は私で、『半幅は、ごにょごにょごにょ。。。』と
冒頭で言っていたにもかかわらず、カレイの半幅をお願い
してしまいました♪
ほらやっぱり、名古屋帯ともなると、
懐事情が変わってきちゃいますもの(笑

つづく



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藤本染工芸を訪れて 〜木版染め〜 

川越きもの散歩仲間のしのぶさんに声をかけていただき、
東京都八王子にある藤本染工芸さんを、お邪魔して参りました。
http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/8fc278eb7eff3db51780d43edd284970/
映画『めぐる』の主人公、藤本義和さんの工房です。
 http://www.gulicreates.com/meguru/index_j.html

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しのぶさんは、数年前に百貨店の催事に出品されている藤本さんに
出会ったのをきっかけに、足しげく工房に通ってらっしゃいます。
以前とても素敵な半幅帯を締めており、その帯の素晴らしさは元よりも、
彼女の職人さんに対する熱い思いに感銘し、今回ご一緒させていただける
事になったのです。

藤本さんは、昭和11年生まれの型染め/木版染めの職人さんです。
型染めの職人さんというのは、まだこのご時世でもある程度の人数が
いるかと思いますが、木版染めは僅かだそうです。

そうですよね、聞いた事ありませんもの。。。
私の中では木版染めって、インドなど外国の更紗の方のイメージが
強いです。藤本さんは江戸小紋の修行をされるなかで、
並行しながら木版染めは独学で習得されたそうです。

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木版染めは、判子のように、凸部分に染料を刷毛で塗り、
生地に押して行きます。1回づつ、塗っては押し、塗っては押し。。。
下描きや、目安がある訳でもなく、感覚、、、というのでしょうか?
ポン、ポン、とリズミカルに。

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全て藤本さんがデザインされ、彫られた判の数々。

判の大きさやデザインは様々ですが、その小ささにまず驚きました。
私の乏しい知識の中では、バティックに用いられるような
手のひらサイズほどの四角い判を想像していたのです。
それを型染めのように、上下、または左右を寸分狂い無く、
繋げていくものだとばかり思っていたので。。。

そういった要領で施された物もありましたが、
大概は上の画像のような、パーツごとに判が分かれており、
置く回数や、置く場所によって、出来上がる全体図は、
如何様にも変貌を遂げることができるのです。

もの凄く原始的な手法なのでしょうが、その奥深さに
ただただ感動いたしました。

つづく


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